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きちんと知っておきたい

わが子を守る ! 交通ルール

急に道路に飛び出したり、車の接近に気付かず道路を横断しようとしたりと、わが子の行動にヒヤリとした経験があるママも多いのでは。交通事故から子どもを守るために知っておきたいポイントを、3児の父でもある広島県警察本部の後田訓之さんに教えてもらいました。

●お話を聞いたのは
後田訓之(うしろだくにゆき)さん
広島県警察本部交通部交通企画課課長補佐(現:中国管区警察局高速道路管理官付課長補佐)。小学生、保育園児、乳児の3児の父で、家庭でも交通ルールを子どもたちにしっかり教えています。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/

左右確認の徹底と手をつなぐ習慣を
 交通ルールの基本の一つが、横断歩道の渡り方。子どもにはできるだけ具体的に「信号が青に変わったら、左右を見てから渡り始めて」「手を高く挙げて、手の平を運転手さんに見せるようにしようね」といった言葉でくり返し教えましょう。「『車は止まらないこともある』という前提で、交差点を渡り切るまで左右確認を怠らないよう、徹底してください」と後田さん。
「家族の後を追って交差点を横断していた子どもに、ドライバーが気付かず衝突した」という死亡事故例などもあります。「保護者が子どもと手をつないでいたら、防げた可能性は高いと思います。幼い命を守るのは、大人の責任。子どもに多い飛び出し事故を予防する意味でも、道路では必ず手をつなぎ、車道側を大人が歩くようにしてください」と話
左右確認の徹底と手をつなぐ習慣を
します。後田さんは8歳と5歳のお子さんと、習慣的に手をつないでいるそうです。「歩きながら交通ルールを教えられますし、親子の触れ合いタイムとしてもお薦めです」

青信号の点滅は「止まれ」 大人が手本を示して
普段、横断歩道で青信号が点滅したら、どうしていますか。正解は「新たに横断を始めず止まる。横断中に点滅し始めたら、迅速に渡り切るか引き返す」。「子どもは大人の行動をよく見ていて、まねをします。言葉で教えることも大事ですが、正しい手本を示せるよう、常に交通ルールを守ることが重要です」とアドバイス。
自分たちに落ち度はなくても、「もらい事故」で被害に遭うこともあります。「家の近くだから」「車がめったに通らない道だから」と気を緩めず、安全第一の行動を教えましょう。

■子どもの交通事故の 1/3は「飛び出し」
「ボールを追い掛けて公園から車道に飛び出し、車にぶつかった」というのが典型的な飛び出し事故。子どもは一つの物事に注意が向くと、周りの物が目に入らなくなるため、「道路の反対側に兄弟がいるのを見付け、突然道路を横断しようとする」といった行動を取りやすいので注意を。

■車の前後や看板などの「死角」に注意を
背が低い子どもは、ドライバーから見えづらく「死角」が生まれがちです。駐車中の車の前後や、看板などの障害物がある場所では、特に背が低い子どもが隠れてしまいます。注意深く左右を確認するよう子どもに教えましょう。

■チャイルドシートは嫌がっても必ず使用
6歳になるまでは法律で使用が義務付けられているものなので「チャイルドシートを着けないと、車は出発できない」と徹底して教えましょう。子どもが嫌がる場合は、歌を歌って気分を変えたり、長距離移動のときはこまめに休憩したりといった工夫を。頑張って我慢できたら褒めることや、「ケガをさせたくないから、チャイルドシートに座ってほしいの」と親の思いを伝えることも有効です。


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