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「人生の喜び」につながる可能性も …

習い事を楽しもう


春は、習い事に通い始める子が多い時期。「いつ」から、「何を」習わせたらいいのか迷っているママも多いのでは。今回は“子育て道先案内人”のいとうともこさんに、習い事の始め方や選び方、続け方のコツを聞きました。

 

●お話を聞いたのは
いとうともこさん
幼児期から思春期の子育ての悩みに答える「おやイスト」を主宰。子どもの探究心を育む「Science&Techkids」「子ども宇宙アカデミー」をプロデュース。http://www.oyaist.com/

子どもの「発達段階」や やりたい気持ちに注目を
「習い事を始めるときは、まず子どもの『発達段階』を考えてみましょう」といとうさんは話します。「『身体機能の発達』や『感性を養う』ことが、幼少期の大事な成長のテーマ。『学校の準備』よりも、今この時期に育んでおきたいことに着目して、習い事や日常の遊びの中に取り入れていくことをお勧めします」
運動や音楽、語学など、習い事にもいろいろありますが、何を選ぶか迷うときは「子どもが興味を持ったことを、まずは体験してみて。その上で本人と相談して選ぶとよいでしょう」といとうさん。 親が「習ってほしい」と思っていることがあるなら、まずは楽しそうにやってみせるなど、「やりたい」と思わせる工夫をするとよいそうです。ただし、無理は禁物、加減が大事ですね。

 

勉強以外の「学び」の場 仲間や師と出会い、 自信も
習い事のメリットは3つ。1つ目は「その道のプロに学べる」こと。親や教師以外の大人に長期間にわたって関わってもらう体験は、子どもにとっても親にとっても大きな財産になるはずです。
次に「親も子も仲間ができる」こと。保育園・幼稚園以外での仲間関係は、コミュニティーや視野の広がりにつながります。
最後に「学業以外の学びができる」こと。学業だけで人の評価は決まらないと知る大切な機会にもなります。「習い事によって得られるものは、そのスキルにとどまりません。人生観や社会性、自己肯定感などを育む機会や、生涯の楽しみ・喜びにつながる可能性もあります」とも。
いとうさんのお薦めの習い事は「言葉なしで人と共感できること」。アートや球技などは、言葉が通じない外国の人とも一緒に楽しめ、仲良くなりやすいもの。「世界共通の自然科学や、日本の伝統文化もいいと思います」
最後に、乳幼児期の「意志」の力の大切さについて話してくれました。「乳幼児期は自分で発見し、考え、行動する『意志』の力が最も発揮できる時期。その体験は大人になってからの生き方にも影響するので、『習い事疲れ』になって意志の力を弱めないよう注意したいですね」



Q:習い事は何歳から始めるのがいいでしょうか。

A:実は、生まれて間もなくから子どもたちは、親や周囲の大人から多くを習っていますよね。親や周囲の人では教えられなくなったときが適齢期。習わせたいものがあれば、その先生と相談するのがよいでしょう。

Q:子どもが習い事に通うのを嫌がります。

A:習い事に対し、興味がなくなったのでしょうか。先生や友達との人間関係の中で何かあったでしょうか。あるいは、習い事疲れをしていないでしょうか。本人にじっくり話を聞くか、先生に尋ねてみるとよいでしょう。無理せず、少し休んで様子を見ていると、案外ケロッとして通い始めることもありますよ。

Q:体験教室などでは何を確かめるべき?

A:教室の環境や雰囲気、子どもとの相性、安全性など。子ども自身の意見も聞いてみましょう。学べる内容や、月謝、その他費用はもちろん、何かあったときの対応など、基本的な情報も契約前に確認を。無理なく通えるか、親が送迎できるかなども確認したいですね。

Q:楽しんで習い事を続けさせるコツは?

A:親が過剰に干渉しないことが意外と大事。課題など無理やり練習させると嫌になったり、親の指導で変な癖をつけてしまう場合も…。先生はその道のプロ。上達のためにできることは、先生が一番ご存じなので、親は、「頑張っているね」などと、関心を持って応援をするスタンスで。

 


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