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一生役立つ ママ・パパも楽になる

始めよう! 親子で片付け大作戦

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 「また、こんなに散らかして!」と毎日子どもにイライラしているママも多いのでは。子育て経験を生かして整理収納のアドバイスを行っている江川佳代さんに、親子で片付け上手になるコツを聞きました。進級・進学を迎える春は絶好のタイミング。片付けで家も心もスッキリしませんか。

お話を聞いたのは
江川 佳代さん
 一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所 理事。個人宅片付けアドバイス、セミナー講演会などで子どもの片付けのお悩み解決には力を入れて活動。整理収納のプロ育成にも携わる。
http://ameblo.jp/egawakayo/

散らかっていても子どもは「困らない」

「ウチの子は散らかし屋で」という人に、まず江川さんは「家が散らかっていて困るのは大人だけ。自発的に片付ける子なんていません」と笑います。親が片付ければすぐにきれいになりますが、「子どものうちに手間を惜しまず『片付ける習慣』の徹底を。教えなければ一生、片付けられない人のままかもしれませんよ」。
ハイハイし始めたら、何歳からでも片付けは覚えられます。例えば「オムツを替えようね」と声を掛けながら必ず決まった場所から取り出せば、「オムツはあそこにある」と赤ちゃんは覚えます。片付けで一番重要な『定位置』という概念を身に付けていきます。
次のステップは「元に戻す」。よく遊ぶおもちゃは、リビングなど長く過ごす場所に定位置を設定。慣れるまでは親が一緒に戻して、習慣付けします。
親が声を掛けるタイミングも重要で、子どもが熱中して遊んでいるときに「今すぐ片付けて」と言うのは逆効果。「あと10分したら片付けて、公園に行こう」というように、事前に予告とご褒美を心掛けてみましょう。

物が少ないと管理が楽 一つ買ったら一つ手放す

「幼稚園ではできるのに、家ではできない」という子が多いのは、幼稚園はフックやロッカーなどの定位置が明確な上に、自分の持ち物が少ないから。「物の量が少ないほど、管理は楽。『一つ買ったら一つ手放す』を鉄則に、『今使うもの』を意識しましょう。子どものおもちゃだけでなく、ママの衣類やバッグも同じ法則で管理するとうまくいきますよ(笑)」と江川さん。手放すかどうか迷うものは日付けを書いて保管し、定期的に見直して決断を。バザーやリサイクルショップを活用するのもお勧めです。

子どもの「自立」とママの「未来」に直結

片付けで「いる」「いらない」を選択する力が高まります。「人生は選択の連続。的確に必要な物が選べるようになると、進路など重要な場面での決断力も高まり、自立につながります」と江川さん。
「子どもはもちろんパパも片付けができれば、ママの将来の自由度が高まる」と、江川さんはこれまでの経験から話します。夫や子どもを巻き込んで「どこがいいと思う?」などと相談しながら服や日用品などの定位置を決めましょう。暮らしの基礎ができていると、子どもの手が離れたとき、ママが仕事や趣味で家をあけても、日常生活で困るシーンが減り家庭も円滑に回ります。
最後に江川さんからメッセージです。「子どもがいると『ずっときれい』を保つのはハードルが高いことです。だから、一日の終わりにリセットすればそれで充分。片付けることに振り回されないで、今を楽しんでください」

 

今使っていない「二軍」は、押し入れなどに保管。容器を決めて、一定量以上は処分を。進級・進学する子には「お兄ちゃんになるから、赤ちゃんのおもちゃはいらないよね」の言葉が効果的。

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201603_toku05ひと目でわかる工夫
「おもちゃ」「えほん」など、名前を書いたり、写真を貼ったりしましょう。複数子どもがいる家庭では、子どもごとに色分けしたり、マークをつけ たりすると、意識付けができます。

201603_toku06使いやすく 戻しやすく
「通園」「ままごと」「ミニカー」など用途ごとに分けて、遊ぶ場所の近くに定位置を決めます。容器は、ふたや扉がないカゴやバケツにすると、子どもでも戻しやすくてグッド。

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片付けることは、元の位置に戻すこと。幼稚園・保育園のように「片付けソング」を決め、曲が流れている間に片付けるのもアイデア。日曜日の夕食前などに曲をかけて、家族みんなで片付けると進みますよ!

 

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201603_toku10遊びに夢中になっているときに「片付けて」と言っても無理ですよね。おやつやテレビなどの前に「あと10分したら片付けよう」などと事前に声を掛けましょう。片付けた後の褒め言葉も忘れずに。


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