園児とママのための情報誌 えんじぃな

  1. Home>
  2. 特集:お金の「べんきょう」

今日から始める

お金の「べんきょう」

201601_toku03

ファイナンシャルプランナーで2児の母の髙橋佳良子さんに、お小遣いやお手伝い、お年玉を通じてお金を学ばせるコツを教えてもらいました。

お話を聞いたのは
201601_toku04髙橋 佳良子さん
(株)ライフアンドマネークリニック社長。
「くらしとお金」に関するコンサルタントとして子ども向けマネー教育も行い、オリジナルの「おこづかい帳」をHPで販売中。親・子・孫世代の暮らしとお金を考える「三世代充実生活研究所」所長。
http://www.lamc.jp/

カード時代の今 現金で「お金」教育

電車やバスなどのICカードや、スーパーの電子マネー、クレジットカードなどが一般的になり、現金を使う回数が減っています。「『目に見えないお金』が増えた今は、子どもたちに『お金とは何か』を教えるのが難しい時代」と髙橋さん。幼いうちにまずは現金で、レジで支払いをさせたり、自動販売機に小銭を入れてジュースを買ったりと、お金にふれる機会を持つことが大事だそうです。
もう少し大きくなって、「カードがあれば何でも買えるんでしょう」などと、子どもが興味を持った時を逃さず、「後でパパやママが払っているのよ」と教えましょう。ICカードや電子マネーは、「先にチャージした分しか使えないのよ」といって、チャージする所を見せると理解がしやすいようです。

計算はできなくても お小遣いで計画性が

髙橋家では、子どもが年中のときにお小遣いをスタート。毎週、お正月といえば、子どもたちが楽しみにしている「お年玉」のシーズンです。いつもより高額なお金を手にするこの時期、子どもの成長に合わせて、お金の教育をしませんか。ファイナンシャルプランナーで2児の母の髙橋佳良子さんに、お小遣いやお手伝い、お年玉を通じてお金を学ばせるコツを教えてもらいました。家族と一緒に買い物に行くときに好きな物を買うための100円と、ためるための50円を渡すことに。「値段に興味を持ち、計算はできなくても100円より高いか安いかが感覚的に分かるように。また300円の玩具付き菓子を買うために2週我慢するなど、計画性も芽生えました。50円は、透明なジャムの空き瓶に貯金。増えるのが見える貯金箱だと、やる気が出ますね」
お小遣いと同時に始めたいのが「お手伝い」。おもちゃを片付ける、箸を並べる、洗濯物を畳むなど、毎日同じ仕事を頼み、お小遣いをもらうための約束として「家族の一員としての義務」を果たすことを教えましょう。
「お小遣いは、大人になったとき、お金を上手にためて使うための練習」と髙橋さん。お金の管理能力は個人差があるので、お小遣いを与えてみて、興味を示さなかったら時期を改めて挑戦を。「『自分の財布を持っておいで』『偉かったね』といった声掛けや、毎週決まった日にお小遣いを渡すなど、親の手間を惜しまないのも、マネー教育成功のコツですよ」

201601_toku01

年少~ 1日分のお小遣い
201601_toku05祭りなどのときに例えば500円を渡して「今日はこれで好きな物を買ってもいいよ」と話しましょう。慎重に選ぶため時間がかかり、親は忍耐力が必要。子ども用の財布を準備したり、「大事に使わないとすぐなくなるよ」「上手に選べてえらかったね」と大げさに声を掛けたりして、やる気にさせるのも大事。

年中~ 週単位のお小遣い
「ためて大きい物を買おう」などと計画性が生まれ、好きなものを手に入れる達成感も感じられます。同時にお手伝いもさせて「家族の一員としての義務」を教えましょう。

年長・小学生~ お小遣い帳
お金の管理能力が上がったら、月単位のお小遣いにしてもOK。お小遣い帳をつけて、帳簿と現金の額を合わせるとさらにやる気が出ます。筆算を学ぶ小学2年までは、親が手伝ってあげて。

201601_toku06「自立する力が身につく! おこづかい帳」300円(税別)
<(株)ライフアンドマネークリニック発行>

ポイント 祖父母との連携が大切
子どもがお金をためて買おうとしている物を祖父母がプレゼントしてしまうと、子どもの達成感が損なわれることに。祖父母にも協力を頼みましょう。

 

201601_toku02

201601_toku07毎年同じ方針で
子どもの自由に任せると、全額使ってしまう子も。「親に半分渡し、残りは自分のものに」「貯金と使うお金は7対3」「必ずお礼状を書く」など、親が「わが家の方針」を決め、毎年貫きましょう。
子どもの手で貯金
貯金は親が預からず、子どもと一緒に金融機関に行き、子ども用の口座を作り、自分で預けさせましょう。記帳をして、残金を知るのも勉強の一つ。
親戚と相談
高額すぎるお年玉は子どもの管理能力を超えることも。「年少まではお菓子」「未就学児は500円、小学生は1,000円」など、親戚と相談してみるのもアイデア。


トップページへ戻る