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親が楽しめば、子どもも夢中に

家族みんなのアウトドア入門

「家族でキャンプをしてみたいけど、大変そう」と思っているママも多いのでは。
今回は3児のパパで、ファミリー向けアウトドアサークルを主宰する青木俊介さんに話を聞きました。
家族一緒に活動できるだけでなく、子どもの自主性も引き出すアウトドア。
気負わず、気軽にできることから、始めてみませんか。

●お話を聞いたのは
青木俊介さん
平日は保育園を運営する企業に勤務、休日はアウトドアサークル「ハンターキッズ」を主宰。親子冒険コーディネーターとして、月に1、2回のペースでイベントを開催。小6、小4、1歳児の父。
http://oyakotaiken-hunterkids.jimdo.com

日常のストレスから開放される時間
元々インドア派だった青木さんがアウトドアに目覚めたきっかけは、長女の夜泣きだったそうです。「半年以上、娘が寝付くまで車で走り回る日々が続き、夫婦で疲れ果てていました。そんなとき、友達にキャンプに誘われたんです」。緑に囲まれたコテージで、久しぶりに太陽の光を浴びてリラックス。「子どもが泣いたら世話するから、心配せずにゆっくり寝てね」という言葉に心底、救われたとか。不思議なことに、長女の夜泣きもその日から止まりました。
青木さんにとってアウトドアは、職場と家以外の“第三の場所”。慌ただしい日常を忘れる時間です。「子どもが寝た後は、大人同士のおしゃべりタイム。たき火を囲めば、普段より素直に自分の気持ちが話せます」

大人がまずは楽しむ 失敗しても問題なし
「ハンターキッズ」が大事にしているのは、体験すること。スタッフがレクチャーした後は、パパやママが協力して遊びや料理を進めます。「親が夢中な姿を見せれば、『うちのパパ、かっこいいな。私もやりたい!』と子どもが付いてきます」
「普段は子どもに料理を教える時間がない」という人は、アウトドアがチャンス。野菜の皮むきやカットなど、一緒にやってみましょう。家でもお手伝いができるようになりますよ。
成功したらしっかり褒めて、失敗しても怒ったり責めたりしないことが大事。例えば料理が焦げたら「どうして焦げたのかな。次はどうしようか」と質問を。「時間を短くしようかな」など、子どもが自分で考えて、問題を解決するようになります。

他人との関わりを学ぶ 親子共通の趣味にも
屋外での食事は、家に招待するよりカジュアル。子どもの友達家族や知り合いなど、いろいろな人が集まっても対応できます。子どもたちにとっては、親や先生以外の大人を観察し、年齢が異なる子どもと接するチャンス。「多様な人と関わることで、コミュニケーション能力が高まります。いじめが原因で不登校だった子が『学校以外にも世界がある』と気付き、学校に通い始めた例もありました」
青木さんのお薦めは、幼児期から「春と秋にはキャンプに行く」といった恒例行事を作っておくこと。「アウトドアという共通の趣味があれば、子どもが思春期になっても、ずっと一緒に出掛けられますよ」


パパがかっこよく見える 火起こし&料理
パパの腕の見せ所は「火起こし」。落ち葉を集めたり、細い枝を使ったりと、試行錯誤しながらマスターしましょう。バーベキューは、一本の串に同じ具材を刺して焼くのがコツ。

子どもが料理を覚えるチャンス
野菜を切ったり、串に具材を刺したりと、積極的に子どもに参加させましょう。「上手にできたね。次はお肉を刺してみて」など声掛けを忘れずに。料理をすると好き嫌いも減りますよ。

小さなケガを恐れずいろいろな経験をさせよう
イカダに乗ったり、木に登ったり、川遊びをしたり…本気で遊ぶ時間が最高。大きなケガがないよう十分に注意しつつ、転んだり、小さな切り傷ができたりしても心配せずに、思う存分遊びましょう。

大人が鬼の「おにごっこ」  防犯対策に
大人が鬼になって本気で子どもを追い掛ける「おにごっこ」。走って逃げるだけでは必ずつかまってしまうので、上手に隠れるのがコツ。不審者情報が多い昨今、怖がってうずくまったり、闘ったりせず、逃げて隠れて、助けを呼ぶことを覚えるのにも役立ちます。


■初心者は手軽なデイキャンプやコテージから
●最初はレンタルで
アウトドアグッズを持っていない場合は、バーベキューセットなどを貸してくれる場所を利用すれば楽々。

●日帰りでもOK
デイキャンプは、日帰りなのでハードル低め。宿泊する場合も冷暖房やトイレ付きのコテージにすると快適です。

●料理に凝り過ぎない
気合いを入れ過ぎず、子どもが好きないつものメニューで十分。カレーも外で食べるとごちそうに変わります。

●持ち寄り方式
友達同士で具を持ち寄る「持ち寄りバーベキュー」なら、みんなが気軽に参加できます。


■アウトドア用品を防災グッズに

「アウトドアグッズは電気やガスが使えない場面で役立ちます。市販の防災セットではなく、わが家に必要なアイテムを見極めて、防災リュックに入れてみては」。懐中電灯は、頭に装着するヘッドライト型なら両手が自由に使えて便利。テントの中で影絵遊びをしたり、屋外で虫取りをしたりして、子どもにも使い方を教えておくと安心です。「寝袋があると、災害時はもちろん、急な来客時にも便利」


 


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